文化を担う手で、いのちを支える
始めて早々、道が見えなくなりました(ガビーん)。
私のやっていることって社会的になんの意味があるのか。「ちょっとかっこい」くなってほしいのは、「しんせつ」を実践することはただのエゴではないか?今日はそのことについて書きます。
生きるのに必要かと言われたら
そんなふうに考えなくても、ただただ私は私が楽しいと思う方にしか進まないしそれでいい、と思っていました。今でもその想いこそが全ての原動力であり、変わりません。
しかし、人の役に立つ、人の期待に応えられる、ということも私にとって楽しいと同じ原動力といえます。もしかすると私にとって楽しい=人のためになること、なのかもしれない。でもやろうとしていることの中身は全く生産性に欠けます。ダンスもヨガも映像も、生きるための食糧ではないし衛生環境を整えるとかライフラインとかでもなんでもないです。
あーあなんだろうこの矛盾は。
幼い頃から既に、生産性に対して意識づけられる場面が多かった私は「仕事はなんでも効率的に早くやって他人から仕事ができるって思われなきゃ。」と働いてきました。それも大事ですが、意識しすぎたあまり私はそんなに仕事が早いわけでも丁寧なわけでもなく、むしろ生産性においてはどちらかというと低い人材となった気がするのです(苦)。
そして世の中には生産者と消費者という構造があり、その隙間でバランスをとるのが難しい人も存在するということ、生産性を要求されればされるほど、そういう概念があまり関係ないアートの世界に心惹かれる自分がいる、ということに最近気づき始めました。
一段落話を戻しますと、矛盾ではないのかもしれないです。つまりダンスもヨガも映像も、生きるために必要ということ。もっというとそれらはあくまでツールなのであって、自己表現を誰でもできる世界=元気な社会、を実現する手段が、しんせつスタジオをである、と思えば、私のやっていることは人のためになっているのかもしれません。
2つの言葉との出会い
こんなまとまらない考えをまとめてくれそうなちょっとかっこいい言葉を見つけたのでご紹介。
「文化を担う」
— 禅とオートバイ修理技術 ロバート・M・パーシグ著
文化という言葉が好き。意味は「人類の理想を実現して行く、精神の活動。技術を通して自然を人間の生活目的に役立てて行く過程で形作られた、生活様式およびそれに関する表現。」それを責任を持って引き受けること。自由であることは、誰もが役割と責任があることが大事だと思っているから、文化を創る、とか文化を考える、とかじゃなく「担う」ってところも素晴らしい掛け合わせ(食レポ?)
「いのちを支える」
中村哲「荒野に希望の灯をともす」(の劇中ナレーションより
中村先生の言葉ではないけどその生涯を表した言葉であることは間違いない。)
いのちを救う、なんて大それたことは私にはできないししようと思わない。確かに遠い世界の大変な人々も放って置けないけれど、私は私の手で直接つながれる世界の中でせめて助けられるようにしたい。だから多分とても狭い、けど確実。今あるいのちを、私の文化を担う手で支えられるようにしたい。なんとなく、これなら私にもできそうだなって思ったから響いた言葉。
こうした、何か迷ったときに帰ってくるための迷わないための灯のような言葉は大事ですね。色々好きな言葉はあるけど、やっとグッとくる言葉に出会えた気がします。私は文化を担うこの手で、いのちを支えていきます。それが、きっと私にとって最上に楽しいことだから。
元気な社会ってなんだ!?
なんとなくまとまった気がしたがここでまた、、、
自己表現を誰でもできる世界=元気な社会、って書いちゃったけど、元気な社会ってなんだ!?
それに、元気な社会になる!のと元気な社会のために!だとなんかニュアンス全然違うし私的には!?
と疑問が出てきます。私はふんわり活動している割には何か理念というか目指す方向がまとまっていないとなんだか落ち着かなくなるし、そのために定義とか言葉の意味とかを深堀続けてしまうのです。その割にボキャ貧ですが、、、。
今度は「元気な社会って何?」がテーマか。元気な社会って多分きっといいことなんだろうけど、どういう社会か、そしてそれは私たちにどんな影響があるのか、具体的に言えますかね、、、?今のところ思うのは「人間は生まれながらにして自由だ」・・・!」という大好きな進撃の巨人からエレンのセリフ。進撃の巨人も語ると止まらな(ry
続きはまたこんどにする。
𓀞𓀟𓀠𓀡しんせつスタジオ𓀢𓀣𓀤𓀥
三浦桃実みうらとしる
投稿者プロフィール
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看護師、ダンスファシリテーター、ヨガファシリテーター、シネマトグラファー。しんせつスタジオ代表。神奈川総合高校にて創作ダンスに出会い、神奈川県立保健福祉大学にて親切ダンスカンパニーを設立。様々な領域や枠を越えたメンバーで、地域に繰り出し踊ってきた。ダンスを言語として捉え、自分の思いを自然な動きで伝えるダンスのスタイルを編んでいる最中。ヨガ指導資格をリブウェルインスティテュートにて取得し、Bowspringや親子ヨガ、スタイルアップヨガなど、毎回哲学的なテーマを織り込んだオリジナルのクラスを提供する。ダンスもヨガも、ユーザー(参加者)と作り上げるスタイルが定評。またシネマトグラファーとして、依頼主の作りたい世界観を築き創るコンセプトで動画制作を行っている。
ユーザーさんたちが、自分が昨日よりちょっとかっこよくなっていることに気づいてもらえるように、スキルを活かして日々邁進中。モットーは「地球規模で考え、地元で行動」「しんせつなひと」
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看護師、保健師、RYT(全米ヨガアライアンス)500、メディテーション(瞑想)講師、JCDN主催コミュニティダンスファシリテーター養成講座修了生
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