燃え尽きたぜ・・・

©️みうらとしる「燃え尽きたぜ・・・(きのこが)」

燃え尽きた人を見た。先日。
感動、、、どころではなかった。
終始泣きっぱなしであった。
アートとは何か?
私たちに今、どうして必要なのか。
最近ずっと自分に問い続けては、それっぽく理屈をつけている。だって、理屈をつけないと、世に伝わらないようだから・・・(とにかくイイんです!だけではダメみたい)。言葉は使った時点で死んでいるというくらいですから、これは難しい。
私なりのアートとは。ものすごい情報量がものすごい熱量を帯びて一気にやってきて自分のキャパシティで受け切れず溢れてしまった時を感動という。あれ、アートじゃないじゃん、感動じゃんそれ。
そうなのです、アートってその感が動することの嵐嵐嵐、感動の波が押し寄せ続ける現象にある、現象そのものがアートかもしれない、と考えた、というか感じます。
ここまでは私なりにまあまあ理屈ぽいのですが(理屈にもなってない?)やっぱりアートは理屈では説明できないなと思ったのです、それは

「がんばります!」って・・・(^^)
先日みた、T字路sさんの横須賀凱旋ライブです。
大好きなT字路sさん。横須賀でのライブ開催を知ってなんとしてでも行きたかったんです。客層は私くらいの人が多いのかなって勝手に思っていたら、かなり高め!お年を召した方も多くいました。幅広く人気なのですね。
どの歌も、言葉が沁みて、まるで私一人のために歌ってくれているような。終始泣きっぱなし。ああ、なんて贅沢な時間だ。アートは心の栄養って言っていたからがいたけどまさに。沁みる。しみチョコ。。。沁みるってことは心に何か隙間があったり、ヒビがあったり、余白があるってことなのかも、それが悪いとかではなくで。聞いた後にジュワーって溢れて涙が出るくらいなんだから、十分だ。
全て出し切って灰になって真っ白に、まるで矢吹丈みたいになるまで歌います、と言って歌い上げたのは愛の讃歌。
燃え尽きていた。本当に。
まさしく魂揺さぶる歌姫。
色々言葉を並べたり、何がアートかどうかとか考えてきたけど、この展開なら燃え尽きることがアート、みたいにまとまりかけるが、そんなことでは済まない。定番のアンコールも、もしかして来られないのでは、ああでも頼むから来てくれとこんなに心配と懇願迫るアンコールは人生で初めてだ(笑)
人が燃え尽きる瞬間を目撃するということは。過去の経験からでは収まりきられない体験をする。
だから、強いて陳腐な言葉で申し訳ないんだけど、燃え尽きるまで出し切ることがアート、もっというとそこまでしてやっと人の心を動かすアートと言えるのではないだろうか。他人の心まで動かすって大変だ。「揺さぶる」って他動詞ですが、アートが他者のことを考えず自分の思うままに動くことにあるならば、揺さぶる魂は他人のものではなくて自分の魂のことではないかしら。人を感動させるって狙ってできることではない。先日見たbaobabの公演もそう、やっぱり燃え尽きているのは、アートだ。「自分的に燃え尽きました!」と言っても仕方ない、うわあ・・・って思わせるまで燃え尽きるってつまりなかなかできてない。
「音楽もお笑いも、究極のところ生きていくには必要ないっていうか。本当に食うものに困るとか、そういうものじゃないんだけど、だけど、なきゃないで心が死んでいってしま
—伊東妙子(T字路s)う。」
その通りなんです。いなくなっちゃ困るんです。アートは生活の安定が先(それもわかっているけど)、ぶるじょわじーな趣味、ではないんです。こんなに素晴らしいアーティストが横須賀出身であることを嬉しく嬉しく思います。伊東妙子さん、めちゃくちゃ可愛かった。篠さんと二人とも本当癒しコンビ。ありがとうT字路s。
▶︎T字路sオフィシャルサイト http://tjiros.net/
▶︎千原ジュニアさんとのインタビュー(引用元)https://natalie.mu/music/pp/tjiros

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