2025年もよろしくお願いします。
しんせつスタジオスタッフが日頃思う自己表現についての考察や哲学っぽいことを徒然なるままに書いています。ダンス・ヨガ・映像制作、始めたい人、作ってみたい人、表現って何?と思う人はぜひ読んでみてください。
あけましておめでとうございます
しんせつスタジオ代表のみうらとしるです。年末のご挨拶もできぬままあっという間に2025年。
2024年5月にオープンしたしんせつスタジオ北久里浜店。
厳密には昨年2月から始動し、急ピッチでオープンを進めました。私はそれまで市内のジムでのクラスを担当させていただいたり、外部の仕事もどんどん増えていて、あまりの忙しさに何か失う気がして、仕事を減らした方がいいかもと、家族と相談していたのでした。
そんな中で突如現れた「自分のスタジオやってみたら?」声をかけてくれたのは10年以上私が行きつけにしている美容サロン「KUNUNURRA(カナナラ)」さん。
経営なんてしたことないし、外の仕事全てこなすは絶対無理だから蹴るしかないものも出てくるかも、、、そんなことをしてまで自分のスタジオが必要か?
迷いに迷っていたら、あれよあれよとことは進んでいました(笑)カナナラさんも一緒に、この北久里浜のフロアにお店を新しく開く運びとなったのでした。
失敗するなら今だよ、そう背中を押してくださいました。
おかげで昨年は、これまでも個人事業主に変わりはないものの、納税者として大人の意識が、雇われの頃よりグッと高まりましたし、表現についてあらゆる角度から考え感じ学びまくり、個人的にとても幸せな年となりました。いくら自分で開くレッスンといっても、スペースを間借りしてやるよりも本気度が違います。
何よりも、私の表現に「面白そう!乗った!」と訪れてくださるお客様並び生徒様あってこそなのです。いつもありがとうございます。
人は生まれた時に吸い、死ぬ時に吐く
ところで、昨年私は「SENSE ISLAND/LAND 感覚の島と感覚の地 2024」に参加(?)してきました。めちゃよかったんですが、その中でもファンになったアーティスト キュンチョメさんの書籍「魂の色は青」にあった言葉を紹介したいです。
「生まれた瞬間は息を吸い、死ぬ瞬間には息を吐きます。私たちの普通の呼吸は、そんな特別な呼吸の間にある呼吸なのだということを感じたいのです」
We breathe in at the moment of birth and breathe out at the moment of death. I want to feel that our regular breaths are in between those special breaths
呼吸呼吸って、しょっちゅう言っている自分がいまだにこの自動であり他動(意思でコントロールもできる)この仕組みがわけがわからないのです。いや、解剖学的には解明されていても、どうしてこんなに都合よく人間はできているものなのか。
この年末年始は、伴侶といろんなところを歩き回りました。車で行けるようなところでも、あえて時間をかけて、とにかく歩きました。体は本当に、自分を遠くまで連れて行ってくれる最大の箱船、それを日々忘れていく愚かな私たち、、、。
話を戻しますと、私たちの人生はある一つの呼吸であって、その間に繰り返す呼吸がある、吸うで始まり吐くで終わる、という話。なんて面白いんだ。
でも私は逆なのではないかなとも思ったり。ヨガでも吐くが先、吐く呼吸からスタートするべしとKEN師匠には教わっています。吐けば勝手に吸ってくれる、いらないものは引き算して体が勝手に必要なものは残してくれるから、余計に足そう吸おうとするべからずと。
生まれた時は、まずは前世やらなんやら持ってきちゃったものをものを捨ててこれからの人生専用の体になるために吐く
死ぬ時は、三途の川を渡るのに息を止めておかねば大変だろうから空気をいっぱい吸っておく、、、
表現は祈ることから始まる
なんて!なんだちっとも科学的ではない話だなー。産声を上げるには確かに赤ちゃんはまず吸っているし、死ぬ時は全ての筋肉が弛緩して息なんて吸って止めていられるわけないから吐いているでしょう現実。私の表現技法では、曖昧な言葉や体の仕組みにそぐわないことは言わないように、誰もが理解できるシンプルで癖のないファシリテーションを心がけていますが
数値で表せて、誰もが客観視できること、ここまで強くなったのはいつからなのでしょう?私は医療現場にいた者故に特に、曖昧さを回避するべくエビデンスエビデンスエビデンス🦐言いまくっていました。
でも最近になって、科学で解明できないことがあるというものまた科学ではないかなと、総じて、生きることはアートなのではないかなと感じるのです。
ダンスという言葉の起源について前回の記事で書きましたが、ダンスそのものの起源はいのりにあると言われてます。天候や家族のこと、神様に頼んでみたり、お礼をしてみたり、人々は祈りを込めて届けるために踊ったのだそうです。
祈るという言葉は、宗教ぽくて嫌悪感を抱く人も中にはいるかもしれない、私もどちらかというとそう思っていました。今はそんなことはありません。私は動機を持って動こう、といつも言っています。祈りは全ての行動の動機ではないかと今は思うようになりました。
踊る理由も、ヨガをする理由も、表現をする理由は人それぞれです。
その根底には、何か誰かに向けた祈りがあるのではないか。
言葉にできないから体が動くのではないか。
それを言い表すのに結局こうして言葉になってしまうけど。
幸せになってほしい場所があり、人がいます。
そんな方々に私はこんな感じだよー幸せだよーって届くように今日も表現ができたらいいな。
ちょっと長くなりました。
今年もそんな感じで?どうぞよろしくお願いします。
しんせつスタジオはあなたを待っています
しんせつスタジオはあなたの「表現したい!」気持ちを応援します。しんせつスタジオで、あなたの“表現”という武器に磨きをかけませんか。この記事を読んで「しんせつスタジオ気になる!」と思ったら気軽に見学お待ちしています。SNSも覗いてみてね。
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しんせつスタジオ
投稿者プロフィール
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看護師、ダンスファシリテーター、ヨガファシリテーター、シネマトグラファー。しんせつスタジオ代表。神奈川総合高校にて創作ダンスに出会い、神奈川県立保健福祉大学にて親切ダンスカンパニーを設立。様々な領域や枠を越えたメンバーで、地域に繰り出し踊ってきた。ダンスを言語として捉え、自分の思いを自然な動きで伝えるダンスのスタイルを編んでいる最中。ヨガ指導資格をリブウェルインスティテュートにて取得し、Bowspringや親子ヨガ、スタイルアップヨガなど、毎回哲学的なテーマを織り込んだオリジナルのクラスを提供する。ダンスもヨガも、ユーザー(参加者)と作り上げるスタイルが定評。またシネマトグラファーとして、依頼主の作りたい世界観を築き創るコンセプトで動画制作を行っている。
ユーザーさんたちが、自分が昨日よりちょっとかっこよくなっていることに気づいてもらえるように、スキルを活かして日々邁進中。モットーは「地球規模で考え、地元で行動」「しんせつなひと」
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看護師、保健師、RYT(全米ヨガアライアンス)500、メディテーション(瞑想)講師、JCDN主催コミュニティダンスファシリテーター養成講座修了生
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