表現者としてのマナー
しんせつスタジオスタッフが日頃思う自己表現についての考察や哲学っぽいことを徒然なるままに書いています。ダンス・ヨガ・映像制作、始めたい人、作ってみたい人、表現って何?と思う人はぜひ読んでみてください。
横須賀のビッグな発表会「NEW JOINT」
今日はダンサーとしてのマナーについて考えて。
昨年のことになりますが、横須賀市の文化会館でNEW JOINTというダンスイベントがありました。 私はしんせつスタジオ北久里浜店のオーナーではありながら、実は佐野にある4real dance studioでもジャズダンスのクラスを担当しています(2025年1月よりスタジオレギュラークラスに移行)。
そこで作品を発表させていただいたんですけれども 、今回どうしてこの話をするかって言うと・・・会場使用のマナーがめちゃくちゃ悪かったんです。うちのスタジオっていうよりは、会場全体として、言えますが。表現者としてのマナーについて、気づきを記します。
こちらの内容はポッドキャスト「しんせつスタジオのしゃべって談巣!」でも配信しています。音声で聴きたい方はぜひこちらをどうぞ!↓
余談ですが、今回はじめてAIを使用して文字起こしにチャレンジしてみました!AIの賢さに感動!(大きくないように変更はないですが、記事としての読みやすさを優先して一部追記、修正をしています。読みにくい点がありましたらすみません。)
「今食べちゃって」
まず横須賀市の文化会館の大ホール行ったことある方 あるかもわかんないんですけれども、普通にとても立派な大きな劇場です。まずホール内は飲食禁止です。
だから、席についた状態で、 お菓子をその場でボワって開けて ボリボリボリボリ食べているのをみて「 え?」って思って それを先生も注意しないのかなって ね、思っちゃうんですよね。それどころか、「(もうすぐ出番だから)今食べちゃって!」みたいに実際言ってて・・・。
気づいたらなんかビニール袋とか、あと飲み物の缶のプルタブが開いたまま、栓が空いたのが、座席の下にこう置いてあったりとか あとはそのホールだけじゃなくてホールの外?ま、ホールの外は一応飲食オッケーとはなってたみたいなんですけど、ま、そこのゴミ置きっぱなしで、これ 近くのこのゴミじゃないなさそうだから誰が持って帰るんだろうって言って で、結局私が 見つけ次第 、全部わたしが持って帰りましたね。
ひどいのは会場でじゃがりこがなんかね、なんかわかんないけど、じゃがりこ食べてる子がすごく多くて じゃがりこを踏んづけて粉砕骨折した後 多々見かけましたね。あれはさ、じゃがりこは粉砕しちゃうと集めるのが大変なの。 だから踏まないで欲しいの(笑)じゃなくて、そもそも食べちゃいけないんだけど、とにかくじゃがりこも集めて回収するのも大変でしたよ!
今回NEW JOINTは横須賀市の各市内ので?横須賀市だけじゃないのかな?ダンススタジオさんの合同発表会だったので、こどもの参加者が多かったのです。私が結構ブツブツ言いながらちょっとそゴミ残しちゃだめだよねとか これゴミ誰?とか色々言ってたら、
「ちょっと来て来て。」って、知らないスタジオのお子さんに手を引かれてなんだろうと思って行ったら、それこそじゃがりこの粉砕骨折の現場を報告してくれて(笑)。「ここに落ちてたよ」って言って、すごいそのお子さん いいことしたって感じで多分教えてくれたんでしょうね。
もちろん本人たちのゴミじゃないとは思うんだけども(たぶん)、私がやってるそのゴミ拾ってるのを見てここにもあるよって風に教えてくれたのでした。会場ではゴミ残しちゃ駄目だよねっていう話もできましたし、やっぱり大人の一行動をちゃんとこどもは見ているということがよくわかりました。良い影響に なってくれたらいいな。
本当はお子さん同士とか参加者さん同士でね 気づいて駄目だよって、なってくれればいいなと思うんだけども、結局先生が「今食べちゃって」とその場で言っちゃってると、こどもは素直に「あ、いいんだ」って思いますよね。ライブハウスとかは飲食しながら交流OKだったりするしその感覚かな。他のホールでもそういうことちょっと平気でやっちゃったらちょっとまずいですよね。

ストリートダンサーはマナーが悪い?
まとめると結局 ヒップホップとかブレイクダンスとか、なんかそういうダンスは、すごく言い方悪いけど、「柄悪い」とか 態度がかしこまっていないと、やっぱヒップホップだからだよねとか、ブレイクとかストリートダンスの人たちはああいうもんだよねみたいな風にすごく括られがちだと思うのです。
私全然そんなこと思っていなくって、あの クラシックとか ジャズダンス、うん? バレエとかの業界は確かに、ホールで飲食しないと思うんですよ。厳しいというか当たり前のルールを教わってきているから。だけど、それはダンスのジャンルとか所属してる場所とかで括るんじゃなくって、別に見つけたら注意したり、教え合えばいいだけだと考えます。
ストリートだから柄が悪いとか、ストリートだから仕方ないとか、そういう括り方は なんだろう、そういう考え方が 子供たちの考えも狭くするし 、小さいことか分かんないけど偏見を生んでいきますよね。
(該当者?であるストリートダンスジャンルに生きる皆さんでさえ、そのように思い込もうとしているところがある気もします・・・。そんな風に自分を決めつける必要は、他人ができないのは当然として、自分が自分にする必要はないのに)
だから別にマナーと言うか、人として お互い気持ちよく利用できてないなとか 気持ちよくこの場所を活用できてないなと思ったら、別に ちゃんと、言い合えば、話し合えばいいだけなので、なんかジャンルで括ったりとか、仕方ないとか妥協するっていう考えは、特にこどもと関わる立場の大人には絶対やめてほしいし、やめたいなと 私は思っています。

まとめ:表現者は日々も常にかっこよく
パフォーマーとして、ダンスも舞台すごくかっこよかったのに、ああいう結果に終わってしまうと私はとても残念だなと思います。
かっこいいパフォーマンスっていうのはパフォーマンス以前にかっこいい人間性だと思ってます。 なので、やっぱり周りをちゃんと見られるし、自分の存在も そこにちゃ在ることができるという 人でありたい、あってほしい!舞台でそういう自分を出すためにも日頃の生活から あの、ちょっとかっこよく過ごしてほしい。
気づいて ちゃんと片付け、ゴミも残さない、ここは食べちゃいけない場所かなと気づけば、みんなもやめてようよなど、言い合えるようなちょっとかっこいい人間に、やっぱり今のこども、我が生徒たちにはなってほしいなと思いました。 かっこいいパフォーマンスをするためには かっこいい人間でありましょう!
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投稿者プロフィール

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看護師、ダンスファシリテーター、ヨガファシリテーター、シネマトグラファー。しんせつスタジオ代表。神奈川総合高校にて創作ダンスに出会い、神奈川県立保健福祉大学にて親切ダンスカンパニーを設立。様々な領域や枠を越えたメンバーで、地域に繰り出し踊ってきた。ダンスを言語として捉え、自分の思いを自然な動きで伝えるダンスのスタイルを編んでいる最中。ヨガ指導資格をリブウェルインスティテュートにて取得し、Bowspringや親子ヨガ、スタイルアップヨガなど、毎回哲学的なテーマを織り込んだオリジナルのクラスを提供する。ダンスもヨガも、ユーザー(参加者)と作り上げるスタイルが定評。またシネマトグラファーとして、依頼主の作りたい世界観を築き創るコンセプトで動画制作を行っている。
ユーザーさんたちが、自分が昨日よりちょっとかっこよくなっていることに気づいてもらえるように、スキルを活かして日々邁進中。モットーは「地球規模で考え、地元で行動」「しんせつなひと」
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看護師、保健師、RYT(全米ヨガアライアンス)500、メディテーション(瞑想)講師、JCDN主催コミュニティダンスファシリテーター養成講座修了生
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