ひとりで進め

しんせつスタジオは、私こと三浦桃実みうらとしるのしんせつなひと増量のためのプロジェクトでありますが、もう一つ私には大事な大事なホームがありまして。

それが「スタジオ◎きのこ(旧:親切ダンスカンパニー)」であります。



今年の5月に初めて横須賀市で自主公演を企画し、披露しました。
タイトルは「ひとりで進め」
これは同実上映した「タゴールソングス」というドキュメンタリー映画から、インド・バングラディシュ地方の大詩人ラビンドラナード・タゴールの詩からとったもの。

「ひとりにさせない町よこすか」って掲げている市でこんなこと言っていいいの?ひとりでってちょっと冷たい感じー、と企画通してもうフライヤーも刷っちゃったぜ、な後に言われて、あ、、、そうなのかあ、と。
私のやることなすこと、そんなに意味はないんです正直にいうと、ごめんなさい。ただふと見て聞いて、あ、これがいい、ってなったから「ひとりで進め」にしたのです。

「ひとりで進め」の意味は

先導もしない、誘導もしない、誰かを守ったりしない、
後ろから押す、全力で。進みたいと思う、進んでいくその方向へただ押す、もっというと一緒に歩く。
ただそれだけ。人はこの星にいる限り本当の意味でひとりになんてなれない。でも自分という「ひとり」を自分が見失うと、どこにも歩けなくなってしまう。インドの大行進で「ひとりで進め」とみんなで言いながら歩くシーンはこの社会での生き様をまさに可視化したもの。ひとりで進むという真意であり、実践したい私にとっての「しんせつ」。

なんだ意味あるじゃん笑。まあ全ては後付け!←

話戻ると、ここでわざわざ言わなくても全員がひとりで絶賛進みっぱなしのスタジオ◎きのこはまさにこのタゴールの言葉がぴったりなのです。
年齢性別障がい国籍なんでもごっちゃまぜの、そういうつもりじゃなかったけどいつの間にかこうなったスタジオ◎きのこ。
タウンニュース横須賀版に掲載され、安池支局長が素晴らしく私たちのことをまとめてくださいました(冒頭画像)。
インタビュー中に「変わってますよね、普通ダンスとかチームって何か目指すものがあって一つにまとまって進んでいくのに、このグループは目指すものとか特になくてみんながただ好きで集まっている感じが、変わっている」的な旨を話していて、それもなるほどなーって思いました(いつも言われて気づく)。私たち、ひとりで進んできたのか!みんなで。

そしてしんせつスタジオを作った!

何をするにもこのスタジオ◎きのこのことばかり考えてきた11年間。すっかり私のホーム。
そして今年から、新たに、というより改めて自分のスキルを活かす場所としてこの「しんせつスタジオ」を開設しました。と言っても移動型スタジオだから決まった場所が開いたわけではないんだけども。
特に子どもと若者に、コンテンポラリー(とかいう)ダンス、もはやとしるダンス、しんせつなダンスの魅力をつたえ、バリバリでゴリゴリなダンサーを育てていき、そんなみんながスタジオ◎きのこで活躍する・・・というのが私の夢、というか野望です。生きている間に叶えたいことはこれが全てです。
今日は七夕だから、願っておこ!!他力本願寺本山は私のことです←

横須賀でコンテンポラリーダンスが学べる場所は、皆無と言っていいほどない。特に子ども向けは。こんなに楽しいのに!!若い子に流行っているのは、マスダンスというか大人数でめちゃ揃って一寸のズレもないダンスで、今に限らず昔から高校のダンス大会もそういうのばかりでそれもそこにしかない良さがあって美しいし好きだけど、私は同じ衣装髪型で誰がどこにいるのかよくわからなくなるダンスではなくて、もっと一人ひとりが目立っちゃうダンスが好き。だってダンスは「その人の人生に会いにいくもの」だから(ししゃもさんの言葉借りたよ)。

ブルーライト越しで盾画面サイズだけで完結して踊れるものもいいけど、たまにはフロアをめちゃくちゃに駆け回って体伸ばしまくって踊ってみてはいかがでしょうか横須賀の子ども若者の皆さん!しんせつスタジオでスキルアップして、スタジオ◎きのこでわちゃわちゃ踊りましょ!!
お教室・レッスンのお問い合わせは下記まで🔻

スタジオ◎きのこHP👉https://sutajiokinoko.wixsite.com/sutajio-kinoko
ひとりで進め特設サイト👉https://sutajiokinoko.wixsite.com/my-site
タウンニュース横須賀版👉https://www.townnews.co.jp/0501/2023/05/12/677789.html


投稿者プロフィール

三浦桃実
三浦桃実
看護師、ダンスファシリテーター、ヨガファシリテーター、シネマトグラファー。しんせつスタジオ代表。神奈川総合高校にて創作ダンスに出会い、神奈川県立保健福祉大学にて親切ダンスカンパニーを設立。様々な領域や枠を越えたメンバーで、地域に繰り出し踊ってきた。ダンスを言語として捉え、自分の思いを自然な動きで伝えるダンスのスタイルを編んでいる最中。ヨガ指導資格をリブウェルインスティテュートにて取得し、Bowspringや親子ヨガ、スタイルアップヨガなど、毎回哲学的なテーマを織り込んだオリジナルのクラスを提供する。ダンスもヨガも、ユーザー(参加者)と作り上げるスタイルが定評。またシネマトグラファーとして、依頼主の作りたい世界観を築き創るコンセプトで動画制作を行っている。
ユーザーさんたちが、自分が昨日よりちょっとかっこよくなっていることに気づいてもらえるように、スキルを活かして日々邁進中。モットーは「地球規模で考え、地元で行動」「しんせつなひと」
---------------------------
看護師、保健師、RYT(全米ヨガアライアンス)500、メディテーション(瞑想)講師、JCDN主催コミュニティダンスファシリテーター養成講座修了生