ハウトゥよりもプロセス

このブログは、「しんせつスタジオ(ダンス・ヨガスタジオ北久里浜店・映像制作)」の自己表現についての考察や哲学っぽいことを徒然なるままに書いています。ダンス・ヨガ・映像制作、始めたい人、作ってみたい人、表現って何?と思う人はぜひ読んでみてください。

すばらしき哉アレクサンダー・テクニーク

こんにちは。表現ファシリテーター (ダンス・ヨガ講師、シネマトグラファー)のみうらとしるです。
私はまた素晴らしい本に出会いました(また、というのは順番的に先に読んだ本があるのですが、そのご紹介は後ほど)


『アレクサンダー・テクニーク やりたいことを実現できる<自分>になる10のレッスン』小野ひとみ

私がやりたかったことはこれ!まさにこの「アレクサンダー・テクニーク」なのです。ぜひ本を読んで欲しいので私が内容やアレクサンダー・テクニークを語ることはしませんが、言うなれば「隅から隅まで自分に気づくこと」かなと私は感じます。

私はBowspringヨガの講師でもあります。Bowspringもまさに気づきのヨガ。無意識についてしまった癖にまずは気づいて、それから人間の本来の骨格、あるべき場所にポジションを矯正するのではなく、“戻す”ヨガです。アレクサンダー・テクニークではそのもっと前提のただそこに“ある”ことを一層丁寧に自覚する。西洋発想なのに禅の方向に考え方は近いです。Bowspringでもボディ・マッピングでもアレクサンダー・テクニークでも、、、行き着く場所、根本的な考えは同じなのでしょう。

既存のダンスクラスに違和感

アレクサンダー・テクニークの実際のレッスンは受けたことがないけど(ぜひ受けたい)、レッスンでは生徒さんに質問攻めでひたすら自覚を促す問いをするようです。「どういうものだと思っているのかを気づかせる」のがアレクサンダー・テクニーク教師の役目と小野さんは言います。
私はいつからか、ダンス講師から表現ファシリテーターと名乗りを変えるようになりました(すでにここ自覚がないのは措いておいて)。ダンスを教える時のあの型になんだか違和感があったからです。あの型というのは、基礎でリズムトレーニングをして、後半はナンバーを覚えるという、一般的なあれ。悪いと言っているのはなく、決められたものをみんなと同じようにこなすことへの違和感やできない焦りを、いつも生徒として抱いていました。どこにいたって自分のペースですればいいのだけど、やっぱり恥ずかしかったり申し訳なさ(誰になのでしょうね?)があったりで、せっかく自分の体のためにレッスンしに行ったのになんで行ったかわからなくなるという。

最近読んだ2冊、鴻上尚史さんと小野ひとみさんの書籍を通してやっとのこの違和感が解けてきました。既存のダンスクラスには自分の「からだ」を見つめる時間が極端に少ないのです。ハウトゥが先だから。まず今自分の体はどんな状態なのか、、、単純に疲れている、とか柔らかい、とか一言で表すのでなく、首はどこにどんな状態であるか、背中はどこからどこまでなのか、足の指は開いているか閉じているか、とか一つひとつのただどこにどんな状態で置かれているか位置を確認する。小野さんのいう「方向性」に気づくための、その時間がないのだとわかったのです。

じゃあ、瞑想とか静かに座っている時間を最初に設けたらやったことになるのか、というとそれも少し違う、そういう時間分けをするのではなくクラス全体にその気づきを促すための仕掛けが必要と考えます。ロジックや説明ばかりだとダンスのダイナミックさがなくなってしまいます。基礎練しない!と宣言していた時もあったのですが(過去にそんな記事があります笑)、基礎は大事です。なぜそれが必要なのか、それは自分の思い通りの表現を手に入れるため、それだけです。私はアレクサンダー・テクニークの認定講師ではありませんので、アレクサンダー・テクニークそのものを教えることはできないです。ですが、Bowspringヨガで学んだ最新の解剖学を取り入れながら、しんせつスタジオで学ぶ表現のベースにしていきたいと考えています。

全身が武器、無自覚べからず

ハウトゥよりもプロセス。まずは大人でも子どもでも自分の体と心の動きに気づくところから。「普通」「当たり前」に振り回されず自分の意思で動くこと、それが自己表現の一歩です。

だから、しんせつスタジオにきてもまず自分の体への気づきからのスタートなので、すぐにターンができるようになるとか、マカコができるようになる、とかにはなりません(他の教室さんで上手に教えてくれるところは多くあります、そちらで習える)! 一見遠回りのように見えるかもしれない、けれど結果ばかりに急ぐといつか躓くから、プロセスを丁寧にこなす、方が結果的には近道だったりします。遠回りが結果的によかったなんてことも勿論あるけど。何事においても自分で意識して選択した上ならよし、無自覚に流されてはならんということです。

特に子どものうちは吸収力がダイソンなので、「普通」「当たり前」が刷り込まれやすい。危険。自分で選択し、責任を持つ、その過程もさらに自覚することをぜひ子どものうちから体を使って身につけて欲しいです。

小手先のテクニックではなく、まずは自分の体を武器にできる表現者でありましょう。自分の思い通りの表現を手に入れるには、まず自分の「からだ」と「こころ」に真摯に向き合っていく必要があります。細部まで誤魔化さず、繊細に、丁寧に、しんせつに。しんせつスタジオで自分の表現を見つけてみませんか。

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投稿者プロフィール

三浦桃実
三浦桃実
看護師、ダンスファシリテーター、ヨガファシリテーター、シネマトグラファー。しんせつスタジオ代表。神奈川総合高校にて創作ダンスに出会い、神奈川県立保健福祉大学にて親切ダンスカンパニーを設立。様々な領域や枠を越えたメンバーで、地域に繰り出し踊ってきた。ダンスを言語として捉え、自分の思いを自然な動きで伝えるダンスのスタイルを編んでいる最中。ヨガ指導資格をリブウェルインスティテュートにて取得し、Bowspringや親子ヨガ、スタイルアップヨガなど、毎回哲学的なテーマを織り込んだオリジナルのクラスを提供する。ダンスもヨガも、ユーザー(参加者)と作り上げるスタイルが定評。またシネマトグラファーとして、依頼主の作りたい世界観を築き創るコンセプトで動画制作を行っている。
ユーザーさんたちが、自分が昨日よりちょっとかっこよくなっていることに気づいてもらえるように、スキルを活かして日々邁進中。モットーは「地球規模で考え、地元で行動」「しんせつなひと」
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看護師、保健師、RYT(全米ヨガアライアンス)500、メディテーション(瞑想)講師、JCDN主催コミュニティダンスファシリテーター養成講座修了生