トレーニングの3原理6原則
このブログは、神奈川県横須賀市を拠点にダンス・ヨガの教室と映像制作を行っている表現ファシリテーター三浦桃実(みうらとしる)のプロジェクト「しんせつスタジオ」の自己表現についての考察や哲学っぽいことを徒然なるままに書いています。ダンス・ヨガ・映像制作、始めたい人、作ってみたい人、自己表現って何?と思う人はぜひ読んでみてください。
トレーニングの原理原則〜3原理5原則〜
今回の記事はトレーニングの3原理5原則についてです。タイトル見て、ん?と思った方もいるかもしれません。まず理屈っぽいしんせつスタジオ代表みうらとしるが注目するのは原理と原則、この言葉の意味についてです。
原理:事物・事象が依拠する根本法則。基本法則。
原則:もともとの法則。一般の現象に共通な法則。特別の例外が起こり得ることを念頭において、一般に適用されるものとする基本的な考え方
(出典 コトバンク)
原理は「まあそれしたら自然にそうなるよね」絶対的な
原則は「一応こうなるのが多いみたいだけど」一般的な
私のコーチングの師匠Y氏が教えてくれたのがこちら
トレーニングの3原理5原則
①過負荷の原理
②特異性の原理
③可逆性の原理
④漸進性の原則
⑤意識性の原則
⑥個別性の原則
⑦全面性の原則
⑧反復性の原則
何言っているのかよくわかりにくいと思うでの噛み砕くと・・・
つまりこういうこと
このトレーニングの3原理5原則は主に筋力トレーニングで効果を上げるには、的なシーンで使われることは多いようです。
①過負荷の原理⇨強い負荷をかけた方が効果あり
②特異性の原理⇨目的や部位に合わせよう、違ったら意味ないし
③可逆性の原理⇨やめたら筋肉は元に戻る
④漸進性の原則⇨徐々にかける、いきなり強くしない
⑤意識性の原則⇨どこに効いているのか意識した方がいい
⑥個別性の原則⇨効果の出方は人それぞれ
⑦全面性の原則⇨全身バランスよく効かせよう
⑧反復性の原則⇨繰り返すと効果上がる
これはダンスとヨガに通じます、、、的な話はしんせつスタジオを推すためならいくらでもかけるのですが。みうらとしるは理屈っぽいけど、いろんな観点からものを考えるのが好きなのと、身体の理論って心に通ずる、全部繋がっていることがほとんどだから、これも何か応用できるような、と考えました。
ところで何度も出てくる、この「効く」ってどういう意味でしょう。
効果、効く、効かせるってなんだ?
1 効果や働きなどが現れる。期待どおりのよい結果が実現する。効き目がある。
2 本来の機能を十分に発揮する。機敏に、また、さかんに活動する。
3 それをすることが可能である。できる。
4 (多く「口を利く」の形で)
㋐言葉を発する。物を言う。「生意気な口を—・く」「口も—・かない仲」
㋑間に入って、うまくいくように世話をしてやる。まとまるように話をつける。「取引先に口を—・いてやる」
5 技能がすぐれている。腕が立つ。
[補説] ふつう、1は「効く」、2・3は「利く」と書く。(weblio辞書 リンクそのまま貼っちゃったけど)
トレーニング=訓練とは何らかのことを行って習熟する過程・ある一定の目標に向かう活動のこと、だから期待通りの、狙った結果を出すことが「効かせる」ということで、3原理5原則は効かせなきゃ意味ないぜ!ってことなのでしょうか。だからこの場合、思った通りの結果が出ないと3原理5原則から外れている、ということになる。なんか前に書いたコーディネーション能力の話とちょっと似ているような(それもY先輩から聞いた)。
人生においては3原理6原則!
私なりに解釈したのはこちら
①過負荷の原理⇨刺激はガツンとが楽しい
②特異性の原理⇨目的に合わせよう
③可逆性の原理⇨リバウンドはしたくない
④漸進性の原則⇨ゆっくり進もう
⑤意識性の原則⇨何しているか気づいていないとね
⑥個別性の原則⇨人間一人一人違うから
⑦全面性の原則⇨狙ってた場所以外に発見があるかもしれない
⑧反復性の原則⇨継続しなきゃね
そしてもう一つ足すなら
⑨余白の原則
トレーニングは狙った結果を出せた方がいいし、そのためにやっているのだから、がむしゃらじゃ非効率的だよ、近道のための3原理5原則なのですが、ちょっと私には窮屈な感じがして・・・。
⑨余白の原則⇨無
もはや、無。何もしないことこそ究極のトレーニング。
結果を狙いつつも狙わないトレーニング。いえばちょっとかっこいいですが、トレーニングしまくって前のめりに進む一方で今どこにいてこれまでの所謂、効果を落とし込む時間を持っていないと・・・せっかくのトレーニングも意味がなくなってしまうのではないかなと。Bowspringでは最後にシャバアーサナではなくassimilation(アシミレーション=吸収)のポーズをとります。レッスンで動かした身体の余韻を落とし込む時間を取ることで、効果をつなぎ、余計な思考をせず瞑想状態にすることで頭をスッキリさせるのです。
身体を思い通りに動かす、自由な表現を創り上げるためには、トレーニングは必須です。甘っちょろい考えでダンサーはやっていけないと日頃感じつつ、、、。とはいえ、余白は逃げのためでも甘えでもでなく、物事をありのままに、柔軟に受け止めるには余白がないと無理なのではないかなと思うのです。むしろ余白はめちゃくちゃ大事です。だから、今日からぜひ、しんせつな3原理6原則、使ってみてください。
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みうらとしる三浦桃実(TOSHIL/도실)
投稿者プロフィール
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看護師、ダンスファシリテーター、ヨガファシリテーター、シネマトグラファー。しんせつスタジオ代表。神奈川総合高校にて創作ダンスに出会い、神奈川県立保健福祉大学にて親切ダンスカンパニーを設立。様々な領域や枠を越えたメンバーで、地域に繰り出し踊ってきた。ダンスを言語として捉え、自分の思いを自然な動きで伝えるダンスのスタイルを編んでいる最中。ヨガ指導資格をリブウェルインスティテュートにて取得し、Bowspringや親子ヨガ、スタイルアップヨガなど、毎回哲学的なテーマを織り込んだオリジナルのクラスを提供する。ダンスもヨガも、ユーザー(参加者)と作り上げるスタイルが定評。またシネマトグラファーとして、依頼主の作りたい世界観を築き創るコンセプトで動画制作を行っている。
ユーザーさんたちが、自分が昨日よりちょっとかっこよくなっていることに気づいてもらえるように、スキルを活かして日々邁進中。モットーは「地球規模で考え、地元で行動」「しんせつなひと」
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看護師、保健師、RYT(全米ヨガアライアンス)500、メディテーション(瞑想)講師、JCDN主催コミュニティダンスファシリテーター養成講座修了生
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