安全で技術で楽しい

私はとある運動施設で体操指導をしています。もう直ぐ1年半。
体操指導だけでなく、インストラクターに転職してから1年半くらいやっと経ちました。本当はインストラクターではなく、ファシリテーター、コーチと名乗っているのですが、社会的名目上(?)とりあえず生業はインストラクターであります。
今回は体操指導で教わったことの話。


コーチとティーチの違い、言える?

体操指導の際に主に教わったことは
コーチングとティーチングの違い」「学びと勉強の違い
安全、技術、最後に楽しさ
です。

まず「コーチングとティーチングの違い
▶︎ティーチングはその意味通り教えること、一方的でも伝えること。コーチングはコーチの力を借りながら自分の力で進んでいくこと、双方向のコミュニケーションを取りながら教えを進めること、自立性を促すこと。まさにファシリテーションですね、それと少し違うとしたら新しい知識の導入とかがなく、そのままの状態から気づかせることがファシリテーションのような気がします(自論)。
 
次に「学びと勉強の違い
▶︎勉強は知識をインプットすること、学びはそのインプットを一過程としてさらにアウトプット、そしてその結果を踏まえて自分に落とし込んでいくこと。要は勉強は学びのためのただの一手段に過ぎないということ。これはわかりやすい。

そして実は今日の本題「安全、技術、最後に楽しさ

楽しいは最後?!

優先順位なのはわかる。でもしんせつスタジオ的に、どうにか全てを一挙両立できないものか?と考えてしまう。
「全は一、一は全」としんせつな私が個人的に大好きなある錬金術師からの言葉を借りますが← もともと一つであり、でもそれを一気に理解できないから少しずつ分けて視覚化しているのが今の物事の殆どの状態。
Bowspringでも述べていることです。

勉強は一見、一つの行為に見えて実は学びの過程であるのと同じで、だから安全を優先しすぎても技術向上にはならず(ずっと跳び箱3段のままでいいというような)、楽しく楽しく演出を頑張りすぎて怪我をさせるとか(確かにそういう状況も注意しないと起こりうるけれど)全てを同一ラインに考えたいのです。子どもでも大人でも「楽しい」が一瞬でもなければ、取り組み続けることができ無いのでは無いでしょうか?



安心は挑戦の手助けになる。

その時間・空間が全て安全で技術向上にも繋がり、楽しいものにして行かねばなあと思っています。具体的には、事前準備は必須。

環境を整え、危険物を取り除き、クラスが行き当たりばったりにならないように構成やカリキュラムを準備しておく。

その準備通りいかなくても、というかほとんどいかないけど臨機応変に柔軟に子どもや対象に合わせて変化させていくことが大事ですよね。自分で言ってて十分できていないかもから、耳が痛い話← 何でもギリギリはほんと余裕なくておすすめしないので、

時間をかけて相手のことを思いながら丁寧に進めていきたい。それがしんせつスタジオのしんせつさんによる「しんせつな」スピリットです!(急にスピリット登場)

「安全&技術&楽しい!」
マイペース、が大丈夫!むしろ歓迎!
懇切丁寧に気づきを学べる教室「しんせつスタジオ」で体を思いっきり動かしてみませんか?詳しくは下記お問合せ、各種SNSにて

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 三浦桃実みうらとしる

投稿者プロフィール

三浦桃実
三浦桃実
看護師、ダンスファシリテーター、ヨガファシリテーター、シネマトグラファー。しんせつスタジオ代表。神奈川総合高校にて創作ダンスに出会い、神奈川県立保健福祉大学にて親切ダンスカンパニーを設立。様々な領域や枠を越えたメンバーで、地域に繰り出し踊ってきた。ダンスを言語として捉え、自分の思いを自然な動きで伝えるダンスのスタイルを編んでいる最中。ヨガ指導資格をリブウェルインスティテュートにて取得し、Bowspringや親子ヨガ、スタイルアップヨガなど、毎回哲学的なテーマを織り込んだオリジナルのクラスを提供する。ダンスもヨガも、ユーザー(参加者)と作り上げるスタイルが定評。またシネマトグラファーとして、依頼主の作りたい世界観を築き創るコンセプトで動画制作を行っている。
ユーザーさんたちが、自分が昨日よりちょっとかっこよくなっていることに気づいてもらえるように、スキルを活かして日々邁進中。モットーは「地球規模で考え、地元で行動」「しんせつなひと」
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看護師、保健師、RYT(全米ヨガアライアンス)500、メディテーション(瞑想)講師、JCDN主催コミュニティダンスファシリテーター養成講座修了生