学童はちゃめちゃあそびワークショップ開講!



学童でダンス!?

最近思うのは特に子どもには「ダンス」という言葉のハードルが高いということ。子どもにダンスしようよ!って言ったらもう

「恥ずかしいー、できない、やりたくない。」

これまではダンス講師として学童にお邪魔していたけど、最初は子どもがまあ集まらない。しかしそれもそのはず、私が子どもだったら、急に知らない大人が「はい、ダンスしますよ。」って言われても。しかも、もっと困るのはそれが”任意”であること!

時間で区切って参加せざるを得ないならまだしも、自分で選ぶって、やりたいけど友達いないし、やってみたいけど、、、ハードル高!と、今更!ながらに子ども心に気づいた私は方向転換。

ダンスの「ダ」の字も出さない、その名も「はちゃめちゃあそび」ワークショップ!!


言葉を使わずに相手に伝えるにはどうしたらいいのか?

より早く動くには?

スピードが変わったらどうなるだろう?

ペアが変わったらどうなる?

音楽がかかると私たちの作った動きはどんなふうになるだろう。

様々な要素を織り交ぜ、学年も性別も問わず一つのグループになって行います。学童でほぼ毎日顔を合わせているだけあって皆元々仲良し。でもからだあそびを通してお互いの新たな一面が発見できたり。特にこの学童では学年を超えて思い遣っていることがよくわかります。ワークショップに参加しにくそうな低学年の子どもには私が声をかけるより先に、子どもたち同士で参加しやすいように声をかけ合っていました。

恥ずかしいんだけどその恥ずかしさを超える楽しさに気づいてもらえたら、、、あとはドーンと心のままに!そこに至るまで時間がかかるのは大人とそこまで変わらない、でも(しんせつな大人が頑張っているから真似てあげよう。。。)みたいな妥協とかが子どもにはなく、本当に心が動いた時だけ動く。だから場所が安心安全となれば、心を思いっきり解放することができるのだと感じます。



正解のないコミュニケーションを学ぶ

「子供は一定の運動を練習するだけでは、問題を解決できる人間に成長しない。子供は、他の目的に向かってどれいのように命令のままに運動させられるなら自由な人間に成長することはできない」

現代舞踊学双書4ダンス学習法


空間、速度、課題、、、をスパイスに足せば、どんな場所でもしんせつな工夫一つではちゃめちゃフロアーに早変わりする。ダンスに正解はない、厳密にいえば二度と同じ動きができない、結果よりもその過程が楽しい。子どもの潜在的なちから、可能性を引き出すしんせつなワークショップをこれからも子どもたちや現場スタッフさんとともに創り上げていきたいです。

しんせつなダンス教室はこちら!



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三浦桃実*みうらとしる

投稿者プロフィール

三浦桃実
三浦桃実
看護師、ダンスファシリテーター、ヨガファシリテーター、シネマトグラファー。しんせつスタジオ代表。神奈川総合高校にて創作ダンスに出会い、神奈川県立保健福祉大学にて親切ダンスカンパニーを設立。様々な領域や枠を越えたメンバーで、地域に繰り出し踊ってきた。ダンスを言語として捉え、自分の思いを自然な動きで伝えるダンスのスタイルを編んでいる最中。ヨガ指導資格をリブウェルインスティテュートにて取得し、Bowspringや親子ヨガ、スタイルアップヨガなど、毎回哲学的なテーマを織り込んだオリジナルのクラスを提供する。ダンスもヨガも、ユーザー(参加者)と作り上げるスタイルが定評。またシネマトグラファーとして、依頼主の作りたい世界観を築き創るコンセプトで動画制作を行っている。
ユーザーさんたちが、自分が昨日よりちょっとかっこよくなっていることに気づいてもらえるように、スキルを活かして日々邁進中。モットーは「地球規模で考え、地元で行動」「しんせつなひと」
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看護師、保健師、RYT(全米ヨガアライアンス)500、メディテーション(瞑想)講師、JCDN主催コミュニティダンスファシリテーター養成講座修了生